« PEN E-P1ほんとに補正してるの?→ メーカー検査へ。 | メイン | “micro K”(ミラーレスK) マウントの可能性を探る【3】 »

2009年09月23日

【続報】 PEN E-P1 メーカー検査


Olympus E-P1, Voigtlander Nokton classic 40mm F1.4 MC

朝、仕事場の窓を開けたら、金木犀の香りがしてきました。
秋ですね。

  ・・・

仕事がばたばたで報告が遅くなりました。

結局、この件、製品仕様ということでした。

つまり、

・ 手振れ補正の性能はシャッタースピードに依存する。
・ 遅いシャッタースピードでは他社の手振れ補正に対して補正能力が低い

ということのようです。

要するに、E-P1 の高感度域の弱さを補う目的としての手振れ補正は役にあまり立たない、ということになります。
ただ、E-P1 の場合は、遅いシャッタースピードでの手振れ補正が圧倒的にニーズが高いはず。
普通、E-P1 に長い望遠レンズを付けて撮るニーズは少ないかと思います。
それに、ライブビューでは手振れ補正がされず液晶表示が流れてしまい、望遠系ではフォーカスを合わすのも一苦労。
そうなると、E-P1 のハイスピードシャッターでの手振れ補正を使う場面が果たしてどのくらいあるのか、という疑問があります。
いずれにせよ、

・高感度域の弱さ (ISO640 以上は使いものにならない) →ロースピード主体になる
・手振れ補正がロースピードでは使い物にならない
・センサーの小ささ(4/3")による画角の狭さ→使えるレンズは望遠寄り
・ライブビューのみのファインダーなのにライブビューでは手振れ補正使用できない→ 望遠域では表示が流れる

となると、ホント、どうしようか、って感じです。
これで、DP2 くらいダイナミックレンジが広ければまだ我慢もできるんだけど・・・

ま、E-P1 の低性能については、かなりガッカリですが、オリンパスのカスタマーサポートの方は非常に良い対応をしていただきました。
これについては、感謝してます。

  ・・・

** 皆さんの日々の“応援ポチ”が僕のモチベーションの源泉です。
  よろしくお願いします (u_u) → に投票

  ・・・

コメントの投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)




作者 “hirobot” について


音楽と写真とモータースポーツを愛する翻訳屋です。


メールは、 まで






無断転載はご遠慮ください







メインのブログです

 → 土曜日、公園にて



“お話”まとめました

 → lost + found



僕のホームページです

 → $HOME/.profile








トラックバック
Powered by
Movable Type