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2007年04月27日

曇りの日の午前 10 時


Pentax K100D, Carl Zeiss Jena DDR electric MC Flektogon 2,4/35

  ・・・

降り出しそうな曇りの日の午前 10 時。
なんとなくぼんやりしてしまう時間帯です。

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こういう気分のときに Flektogon はぴったりです。
けだるい気持ちにしっくりきます。

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2007年02月12日

天然のライティング


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited

久しぶりに FA43 付けてぶらっとしていたら、日陰の草がちょうど夕日のスポットライト浴びていたので、とってみました。

久しぶりに撮ってみて思ったのは・・・

寄れない

(^_^;)ヾ

もうちょっと寄れればなぁ。
慌てて、Flektogon に交換したときには、夕日は移動して、スポットライトがなくなっていました。

  ・・・

天然のスポットライトなしですが、ちなみに Flektogon ならどこまで寄れるかというと、ここまで寄れます。


Pentax K100D, Carl Zeiss Jena DDR electric MC Flektogon 2,4/35

むむ。さすがです。

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2006年12月16日

“いいところ”を見つける方法? (後編)


Pentax K100D, Carl Zeiss Jena DDR electric MC Flektogon 2,4/35, F=2.8, 1/1250s, ISO 200

前置きが大変長くなりましたが (u_u)、
実際に PENTAX のレンズで撮って見ましょう。

って、言っても、すべての F 値のサンプルを載せるのは多すぎるので、まず、“開けて撮りたい場合” の絞り値の決め方を例に挙げて説明したいと思います。
ここでは、開放~1 1/3 絞り、それにそれからさらに1段絞った 2 1/3 までを見て見ます。


  使用レンズ:smc PENTAX FA31mmF1.8 Limited

  


左から、F1.8(開放)、F2.0、F2.2、F2.5、F2.8、F4.0 です。


■ F1.8 (開放)

いくら高品位の単焦点レンズとはいえ、31mm で F1.8 という明るいレンズなので、開放だとやっぱり、フォーカスがあっているところも“紗がかかった”ようになって、ぼんやりしています。これをもって「デジタルはフォーカスが甘い」なんていう人がいますが、単にレンズのコントラストが低下しているだけです。
後ボケも、芯が残ってこちらも“紗がかかった”感じになっています。
前ボケの二線ボケも目立ってしまいます。


■ F2.0

さすがにこのレンズ、名玉と言われるだけあって、1/3 段絞っただけでかなりコントラストは向上しますが、10・10のところを見てもらっても分かるとおり、まだ合焦部分のコントラストはいまひとつです。
後ボケも、まだ“紗がかかった”感じで、ふんわりしたボケ味にはなっていません。


■ F2.2

このあたりから合焦部分のコントラストがぐっと上がってきているのが分かると思います。


■ F2.5 (1 段絞り)

1段絞ると、合焦部分のコントラストは、ほぼベストの状態になります。
後ボケもキレイにふんわりボケます。


■ F2.8 (1 1/3 段絞り)

2.5 と比べると前ボケの二線ボケは少なくなっているように見えますが、これはボケ量が少なくなっているためです。
合焦部分のコントラストに関しては、F2.5 からあまり変化はありません。


■ F4.0 (2 1/3 段絞り)

F2.8 よりさらに 1 段絞ってみました。
確かにコントラストは多少向上しますが、F2.5 と比べてさほどの差はありません。


こう見ていくと、なるべく“開けて”撮りたい場合のベストは、F2.5 であることが分かります。


僕は、このようにして、撮りたい距離、被写界深度などによって、一番良い絞り値を出していくようにしています。

皆さんからのリクエストがあれば、手持ちレンズの全テスト結果、なんて載せてみよかな、なぁんて・・・

次は「オマケ編」として、最新鋭デジタル一眼用ズームレンズと単焦点レンズとの比較をして見たいと思います。
乞うご期待!

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2006年12月08日

K100D+明るい単焦点なら暗闇も怖くないぞ


Pentax K100D, smc Pentax FA31mmF1.8 AL Limited

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下の写真は、日が暮れた後に、ある立体駐車場から見えたビルをふと撮ってみただけの写真です。
特に何にも考えず1ショットだけ、取り直しもせず、ふとシャッターを切っただけの写真なのですが、
ほとんどぶれてません。


撮影データ: カメラ Pentax K100D、絞り F 2.8、シャッタースピード 1/4 秒、感度 ISO 800、レンズ Carl Zeiss Jena DDR electric MC Flektogon 2,4/35


正直、僕は結構 “手ブレする” 方なのですが、1/4 で普通に何も考えず、手持ちでカチャっとしただけなのですが、ぶれてないですよね。

また、見ていただいても分かりますが、ピントは無限遠ではありません。
ファインダースクリーンがかなり見やすいので、この暗さでも MF でピント取れますね。
安いのにホントに良くできたカメラだなぁ、と思います。

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今日 (日本時間ではたしか明日) は、John の命日です。
彼が死んだ歳とほとんど同じ歳になった僕は、彼のように誰かを幸福にしているだろうか。

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2006年12月02日

雑誌記事で感じること


Pentax K100D, Carl Zeiss Jena DDR electric MC Flektogon 2,4/35

あるカメラ雑誌に、「プロの目で見た各社のお勧めレンズ」みたいな特集でレンズのインプレッションが載っていました。
そこで感じたことを。

  ・・・

某社のレンズ (Pentax じゃないですが) のお勧めが書いてあって、単焦点のものと高倍率ズームがお勧めに上がってました。

どちらのレンズも持っていますが、僕はお勧めはできないレンズでした。
単焦点のほうは「ボケ味がいい」となってましたが、正直このレンズボケはとても汚いです。
↓はそのレンズで撮影したサンプルです。

撮影サンプル

単焦点だというのに、この二線ボケはちょっとないんとちゃう?、と思えるようなボケ。
ひどい乱視になったようで、気持ち悪いです。
とても単焦点とは思えないボケで、いわゆる「二線ボケ」がきつい (僕は「乱視ボケ」って呼んでますが(笑))。コントラストの高い被写体だと顕著に出ます。僕のような素人でもわかるんだから、プロは分かっているはずだと思います。
同社のレンズでも、もっと良い単焦点のレンズはいくつもあり、わざわざこのレンズを挙げなくても、という感じです。
もちろん、“ボケ量” は、明るい単焦点は大きいですが、それと “良いボケ味” は違いますよね。

高倍率ズームの方も、ボケはお世辞にもキレイとは言えず、じっと見ると「酔いそうになる」こともあるくらいボケが流れます。ファインダーから覗いただけでボケが汚いのが分かります。
↓はそのレンズで撮影したサンプルです。

撮影サンプル

これだけ流れると“ボケ”じゃなくて“ブレ”に近い。
こちらの方は、ボケが円周上に流れるような感じです。
その雑誌に掲載されていたサンプル写真も、二線ボケがはっきり出てました。
このズームレンズの方は、高倍率で “とても便利” なので僕も頻繁に使用していますが・・・
(あくまで “便利” だからです。)

広告主との関係もあるのでしょうが、同じ会社のでももっとよいレンズがあるのだから、そちらを選択すればよいだけだと思うのですが・・・

こういうのってどうなんでしょうね。

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2006年11月25日

Flektogon リターンズ

【注: この日記は、元のブログで 2006/11/23 に書いたものです。】


Pentax K100D, Carl Zeiss Jena DDR electric MC Flektogon 2,4/35

Carl Zeiss Flektogon、修理から帰ってきました。
早速テスト撮影。(上の写真)

うーん、やっぱりボケが綺麗だね。うんうん。
しかも、これ、絞り開放です。
なのに、合焦部分はこのシャープさ。
すばらしい。

・・・が、依然、レンズを下に向けると絞りが F16 までにしか絞れません。
で、再度、修理に出すことに。

オークションで落としたのですが、出品者の方はとても申し訳なく思われたようで、「もし修理できない場合、ご不便承知でお使いいただけるなら、レンズは差し上げますし、レンズの代金もお返しします」とまで言っていただきました。
もちろん、辞退申し上げました(笑)
もし修理できなかったとしても、こんな良いレンズに出会わせて貰っただけでもとても安い買い物でしたし (実際安かった)、転売の予定もないので、このまま使用する予定です。
(F16 以上に絞る場合は、レンズを一旦上に向けて絞ってから下に向ければ良いだけですから。)

  ・・・

このレンズの Jena DDR の DDR ってやっぱり東ドイツの意味だったのね。
そうかな、と思ってたけど、やっぱりそうだった。
“ドイツ民主共和国 イエーナ市” って意味だった。
東西で、ツァイスの商標をめぐる争いもあったそうだよ。
へぇ、って感じです。

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今日も良い天気

【注: この日記は、元のブログで 2006/11/09 に書いたものです。】


Pentax K100D, Carl Zeiss electric MC Flektogon 2,4/35

昨日、今日と、とても良い天気ですね。

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僕は古い団地の一角に住んでいるのですが、この団地は高度成長期以前に設計されたため、とてもゆったりと作られていて、緑もとても多いです。
僕の写真のほとんどは、この団地内で撮影したものです。
今日の写真も団地内の散歩のときに撮った写真です。
毎日同じところを歩いても、日々新しい発見があります。

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今日の写真も Carl Zeiss MC Flektogon 2,4/35 で撮ったものです。
このレンズ、ピントの山もつかみやすく、MF でもほとんど不便を感じません。
昨日も書きましたが、やっぱり描写は凄いです。
特に後ボケがすばらしい。

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CARL ZEISS FLEKTOGON 2,4/35 !

【注: この日記は、元のブログで 2006/11/08 に書いたものです。】


Pentax K100D, Carl Zeiss electric MC Flektogon 2,4/35

今日は天気良かったですね。
随分日が傾いてきたので、窓から入る光が穏やかになりました。

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いやぁ、やっぱり凄かった。
オークションで Carl Zeiss Flektogon 2,4/35 を、非常に手ごろな値段で入手しました。

P/K マウントですが、もちろんフルマニュアル、測光も絞り込み測光です。

トップの写真もこのレンズで撮った写真ですが、この描写、ホントに凄い。
これ開放で撮ってます。
でも、“紗がかかった”ようにならず、ボケも本当に綺麗。
前ボケは多少二線気味だけど、後ボケはとろけるようなボケ味です。

フードは、もちろん、ラバーフードのようなものをつけると不細工になるので、常套手段で DA40mm のドーム型フードを装着しました。
ケラレのテストもばっちり問題なく通過!

↓これが素の状態

↓ドーム型フードをつけたところ

ただ、レンズを水平から下向きにすると、絞りバネが途中で引っかかって、絞れないよ
うになるようです。
(下の写真参照)

これは、レンズ側のモードを「M」にあわせて、F=22 にしているところです。
本来絞り羽根はもっと小さく絞り込まれるはずなのですが、途中で止まっていま
す。

でも、出品者の方がとても親切で良い対応をしてくださって、ちょっと使ってみて上手く行かない場合は、すべて出品者の方もちで修理してくれることになってます。

よかったよかった。

ちょっと時間ができたら、Pentax 最強レンズの誉れも高い smc Pentax FA31mmF1.8 AL Limited と直接対決させてみたいと思います。

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作者 “hirobot” について


音楽と写真とモータースポーツを愛する翻訳屋です。


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