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2007年08月01日

伝わるかなぁ


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:4.5 80-200mm (@85), F4.5(開放), ISO200


 
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電信柱がね、とてもチャーミングだったので(笑)。

夏の空気が伝わるかなぁ。

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安いレンズなのに M80-200/4.5、良いですね。
上の写真、クリックすると少し大きなサイズで表示されます。
M80-200/4.5 なかなかやると思いませんか?


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2007年06月25日

無謀な比較企画 (価格比 30 倍& 50 倍(笑)) # 1


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:3.5 135mm, F3.5

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このブログにもよくコメントをいただいている Bro. ozoz が M80-200/4.5 を購入されたということで、その記念に無謀な特別比較企画をやってみたいと思います。
比較するのは、↓の 3 本です。
 

 
左から、M135/3.5、M80-200/4.5、そして、AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G (笑) です。

僕はこれまで Nikkor の 80 (70) -200 クラスの歴代の望遠ズームを 3 種類使いましたが、その中でも最も優秀と思うレンズが、AF-S VR Nikkor 70-200/2.8G です。
まぁ、単体で 27 万円もするレンズですから優秀なのも当然ですが、そのレンズと 5 千円の単焦点望遠レンズ、1 万円を切る 80-200 の望遠ズームを比較してみるというまったく無謀な企画です。

もちろん、大きさ重さも桁違いです。

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では、実写比較ですが、まず今日のトップの写真はコントロールということで M135/3.5 の写真を載せてみました。同じところを M80-200/4.5 と VR Nikkor 70-200/2.8 で撮影した写真を下に載せてます。
 

Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:4.5 80-200mm (@ 135mm, F4.5)
 

Fujifilm Finepix S3 Pro, AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G (@ 135mm, F2.8)

どちらも開放です。同じ絞りにして撮る、という方が厳密な比較になりますが、でもそれでは絞った方が有利なのは当たり前で、高価な明るいレンズを購入する意味がありませんので、あくまで “開放” での比較です。
例によって、レタッチなしです。レンズ比較なのでレタッチしない方が良いわけですが、PENTAX と Fuji の (および、それぞれの純正の現像ソフトウェアの) 発色の差がよくわかります。
ただ、この写真を見ただけでは甲乙つけがたいように思えます。

そこで、部分的に拡大した写真を掲載しました。
実際に画像を使用する場合 (印刷や画面表示) の比較ということで、K100D は 100%、S3 Pro は K100D のサイズに合わせて縮小しています。
 

Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:3.5 135mm, F3.5
 

Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:4.5 80-200mm (@ 135mm, F4.5)
 

Fujifilm Finepix S3 Pro, AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G (@ 135mm, F2.8)
 
 
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G の写真は、上の端の部分が風による被写体ぶれを起こしてますが、縮小しているだけシャープネスでは有利なはずです。
それを考えたら、M80-200/4.5 はかなり優秀ですよね。

合焦部分は驚くくらいシャープに写っています。
単焦点の M135/3.5 と比較してもシャープさだけでは遜色ないレベルです。
ただ、M135/3.5 はとてもコンパクトで、135mm 望遠で、3.5 と明るめのレンズとは思えないサイズという大きな魅力があるので、選ぶ楽しみ (悩み?) がありますね。後ボケもごちゃごちゃしておらず、良いですね。Bro.ozoz 風に言えばなかなかに 「クリーミー」 です。

古い設計のズームレンズでも、(標準域をまたがない) 望遠系はそれほど遜色なく写りますね。
おそらく、

・望遠系だと、銀塩用の普通の設計でも受光素子への光がまっすぐ入る設計のものが多い。
・MF レンズは、AF での合焦スピードを気にしなくていいので、重たいレンズ群を移動するフォーカス操作が許容される。

からかな、と考えています。

逆に、経験上、広角系、特に標準域をまたいで広角~中望遠をカバーするズームレンズは古い設計のものはやはり現代のデジタル (マイクロレンズやローパスフィルタ) を視野に入れた設計のものに比べて見劣りするものが多いようです。

ただ、今回は日陰での撮影というレンズ/デジタルカメラに優しい条件だったので、古いレンズでも問題なかったですが、レンズ/デジタルカメラに厳しい条件で撮ってみると、価格比 30 倍の差が歴然と出るかもしれません。

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2007年06月17日

やっぱり楽しい


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:4.5 80-200mm, @ 80mm

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やっぱり楽しいですね。レンズ交換して撮るのは。

先日、コメントに 「28mm が万能すぎて、一旦ボディーにつけちゃうと他のレンズを使いたいと思わなくなって、ついつい付けっぱなしになっちゃう」というようなことを書いたのですが、“確かに工夫して撮る” ことの楽しさが単焦点 1 本勝負にはあるし、実際工夫して撮ることでズームやレンズの焦点距離で安直に画角を調整して撮ることがなくなる、ということはあると思います。
でも、想定した焦点距離のレンズに交換して、ファインダーから覗いたときにみえる画が、頭に描いた風景そのままだと本当に気持ちいい。

今回の写真も、先日の「土曜日、公園にて」の「上昇気流」の写真も、風景を見たときに「こんな風に撮りたいので xx ミリだな」って思ってレンズを付けてファインダーから覗くと、ドンピシャの風景。
そんなときは思わず「な?せやろ?」ってつぶやいてしまいます。

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からっと晴れた昼下がりは、何を見てもさわやかに見えるものですね。

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2007年06月02日

使用感など - M 1:4.5 80-200mm #3


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:4.5 80-200mm

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80-200/4.5 の #3 です。

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このレンズですが、MF 時代の典型的なズームレンズで、

直進式ズームでズーム操作とフォーカス操作が同時に行える

というものです。

今のように AF 全盛だと、MF で撮りたいときには、ズームリングでアングルを決めてフォーカスリングでフォーカスをあわせるという二段構えにせざるを得ませんが、このレンズなら↑のように1つのリングで同時に操作できます。
また、

・ズームしても F 値が不変

なので、いちいちアングルを変えるたびに、測光し直す必要がありません。

実際の撮影シーンを考えるととても便利ですよね。

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さて、皆さんが一番気になっているのは、きっと

手振れ補正の焦点距離はどうするの?

というところだと思います。

取扱説明書的には、「焦点距離の設定につきましては、実際に撮影される際の焦点距離を設定」ということになりますが、実際の運用ではそんな面倒くさいことはできません。

普通に考えると、過剰な補正をされないように一番短い距離 (この場合は 80mm) で使うのが最善だと思われますが、念のため、PENTAX さんに問い合わせてみました。

Q: K100D に レンズ情報がカメラに伝達されないズームレンズ (smc PENTAX-M zoom 80-200 など) を装着する場合、「手ブレ補正用焦点距離」は何ミリに設定すればいいのですか?

A: 焦点距離の設定につきましては、実際に撮影される際の焦点距離を設定していただければと思います。

Q: ズームレンズなのでズーミングするわけですが・・・

A: 表示される焦点距離の数値の中に実際に撮影される際の焦点距離がない場合は、最も近い値を設定していただくこととなります。説明書49ページに記載がありますので、ご参照ください。

Q: でも、実際にズームレンズを使う場合、その都度「手ぶれ補正」画面での修正が煩雑だと思うのですが。

A: 手ぶれ補正機能が過剰に働くことを避けるため、広角側(お客様のレンズの場合は80mmとなります。)の焦点距離に設定してご利用いただければと存じます。 また、近距離の撮影では、手ぶれ補正の効果が十分に現れないこともございますのでご了承いただきたいと存じます。

とのことでした。

予想通りの回答ではありましたが、とても親切丁寧な回答でとても好感が持てました。

こういうところで、メーカーに対する印象って変わってきますよね。

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2007年06月01日

意外と使える - M 1:4.5 80-200mm #2


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:4.5 80-200mm

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昨日の続きです。

  ・・・

意外と使えるな、というのが、このレンズをちょっと使用した感想です。

たいてい、この手の“古い”設計のズームレンズは、トップの写真のような

1)主要被写体が非常に明るく背景が暗い、という高いコントラストの画面
2)最短撮影距離付近
3)開放付近

という条件がそろうと、明るい主要被写体が“紗が掛かった”よう(ソフトフォーカスのような感じ)になることが多いのです。

銀塩では銘レンズと言われた AF Nikkor 35-70/2.8 D も最初にデジタルで使ったとき、上記の条件がそろうとあまりにも画質が低下するので驚きました(雑誌では「高画質でデジタルでも十分使える」なんて書かれていましたが(苦笑))

このレンズはその傾向が小さく、あまり紗が掛かったようにはなりませんでした。

ただ、開放での後ボケは多少“芯”が残ったような感じになりますが、僕には許容範囲内ですね。
(↓参照)

写りに関しては、また別途他のレンズと比較してみたいと思います。

明日はズームの操作性や、手振れ補正の設定などについて、引き続きレポートしてみたいと思います。

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2007年05月31日

the first shot - M 1:4.5 80-200mm


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:4.5 80-200mm

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昨日、面白いレンズと書いたのはコレ。

smc PENTAX-M 1:4.5 80-200mm です。
M のズームはどうなんだろう、と購入しました。
またまた、安価にて入手。もちろん 1 万円してません。

外観は「新品?」って思うくらい綺麗です。
 

 
このレンズもフード組み込み式でコンパクトです。
フードを引き出すと↓こんな感じになります。

今日は仕事の原稿〆切日で、てんてこまいでこれ以上書けません・・・(>_<)

いつも “応援ポチ” していただいているのにすみません。
明日のお楽しみってことで!

それでは、続きはまた明日~

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