今度はリバーサルと比べてみよう
前回は、
・ 某国内大手メーカー製 CMOS 中級機
・ Pentax K100D
・ Fujifilm Finepix S3Pro
・ Pentax KM + 銀塩ネガフィルム
・ Mamiya + 6x7 サイズのプロネガ ブローニーフィルム
のダイナミックレンジ比較をしました。
結果は、
ブローニーネガ > 35mmネガ & S3 Pro > K100D > 某大手製CMOS中級機
となりました。
じゃあ、今度は、リバーサルと比較したらどうなの?と思い、中版のリバーサル (Fujifilm RDPIII) で撮影してみました。
プロネガでは圧倒的なダイナミックレンジ (ラティテュード) を誇った中版フィルムですが、リバーサルならどうでしょう?
今回はデジカメ代表は、前回のテストで最優秀だった S3Pro としました (なんで Pentax じゃないんだよ!って?笑。やはり限界性能で確かめてみたいので、ね)。
テスト1: 室内の明るさに合わせて撮影して、屋外の明るいところがどの程度写るか。
S3Pro と 135 のネガは、ほぼ同等、って感じですね。やはりリバーサルは、ブローニーでもラティテュード (デジタルの “ダイナミックレンジ” とは少し意味合いが違いますが)
は狭いんですね。ライトボックスで透かして見るのは最高なんですが・・・
こうして見ると、デジタルにもかかわらずこれだけのダイナミックレンジを出す S3Pro のすごさがわかりますね。
Fujifilm S3Pro:
Pentax KM + Fujifilm S-100 (35mm、銀塩ネガフィルム)
Mamiya RB67 + Fujifilm RDPIII (ブローニー 6x7 サイズ、銀塩リバーサル)
テスト2:屋外の明るさに合わせて撮影して、室内の暗いところがどの程度写るか。
35mm
ネガだけ、少し明るく出てしまいましたが、ハイライト部分もちゃんと階調は残っているので、レタッチすれば色を出すことはできると思います。リバーサルは、ブローニーでもやはり暗い方へのラティテュードも狭いようですね。シャドー部分にはほとんど階調は残っていませんでした
(黒潰れ)。
RB67、リボルビングするのを忘れて、横位置で写っちゃってます(-_-;)
Fujifilm S3Pro:
Pentax KM + Fujifilm S-100 (135 サイズ、銀塩ネガフィルム)
Mamiya RB67 + Fujifilm RDPIII (ブローニー 6x7 サイズ、銀塩リバーサル)
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