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2007年09月20日

意外とイイ線いってる?


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited

  ・・・

デジタルで撮影していていつも困るのは、画面内の輝度差が大きいときですよね。

外は明るく晴れていて、室内も窓から入った光で満たされて明るく感じて、写真を撮ると、室内は真っ暗。
室内にあわせると、外は真っ白。

こういうとき、ダイナミックレンジ (ラティテュード) の広いネガフィルムだと、白とびしにくく、デジタルに比べて有利ですよね。
これまで使った感じでは、K100D (の SONY 製のセンサー?) は優秀でかなりダイナミックレンジが広いのですが、実際、フィルムとどの位違うのでしょうか。
ということで、比べてみました。

  ・・・

下の写真、“かんかん照り” の正午近く、狭くて暗い路地から開けた明るいところを撮ったものです。
肉眼でも明るいところは目を細めたくなるくらいの明るさでした。


K100D だとこんな感じ (↓)

 
 
CONTAX T3 + Fuji Superia Venus 400 だとこんな感じ (↓) でした。

 
 
フィルムスキャナが調子悪くて、フォーカス (スキャナの) が外れて、ぼんやりしています。
すみません。
こうしてみると、K100D でも明るい場所は完全に白飛びはしておらず、“何か” 写っています(笑)し、もう 2/3 ~ 1 段位落としてやっていれば、白飛びしているところももう少し撮れていたような気がします。

ネガフィルムはもう少し具体的に(笑)写っています。
ネガは一般的な APS-C サイズの CCD デジカメの 4 倍 (2EV=2絞り) 以上のダイナミックレンジがある、といわれますが、デジタルだと「スパン」と一気に白飛びしてしまうのに対し、ネガフィルムは “粘る” ので、スキャンするときに少し落としてやることで何とか救えることがあり、一概に、何倍、とは言いにくいですよね。

とはいえ、ネガフィルムとここまで勝負できるとは思っていなかったので、少し意外です。

次回は、「銀塩フィルムのダイナミックレンジに迫る」と言われる Finepix S3 Pro と K100D、それに Fujifilm の Superia Venus 400 とのダイナミックレンジ比較をしてみたいと思います。
 
 
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コメント

hirobotさん 再びコンニチハ。
ラチ比較テストどうもありがとうございます。K100Dも健闘していますね。よく粘るというか。私のコンデジなんかこんな場面、レタッチ不能なくらい吹っ飛びます(笑)。
それと下のフイルム写真の暗部がダークモスグリーンに見えるのはスキャナーが原因?でしょうか。

Jimmy D さん、こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。

> 暗部がダークモスグリーンに見えるのはスキャナーが原因

さすが!
その通りです。
どうもスキャナが調子よくありません。
フォーカスはずれるし、色は転ぶし・・・

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