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2007年03月30日

M 28mm/2 で撮ってみた (開放編)


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2 28mm, F=2.0, 1/1250s, ISO200

  ・・・

さて、M 28/2.8 とのフィールドでの直接比較前に、とりあえず、M 28/2 で撮ってみました。

トップの写真と下の写真はクリックすると拡大します。

トップの写真は、背景がごちゃごちゃしにくいのと、主要被写体と背景との距離の比が大きいこともあって、キレイにボケています (というか、ボケがきれいに見えます)。

拡大してもらうと良く分かりますが、合焦部分はなかなかにシャープです。

やっぱり、このレンズ、ozoz さんもコメントで書いてくれましたが、確かに “クリーミー” です(笑)
古いレンズはコントラスト自体があまり高くないことで、逆にダイナミックレンジが狭いデジタルに向いているのでしょう。グラデーションがキレイです。

さて、問題は背景が細かい線の多い、コントラストの高い場合です。
下の写真はそんな例です。
 


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2 28mm, F=2.0, 1/4000s, ISO200

拡大してもらうと分かりますが、多少ごちゃごちゃしてしまいますね。
この辺は、どこまで許容できるか、は個人差があるでしょうね。

僕は、28mm で F2 の明るさと、何よりコンパクトなことで、お散歩レンズとしてこの程度のボケの悪さは、許容範囲内です。

皆さんはいかがでしょう?

明日は、F8 まで絞って撮った写真をご紹介します。

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コメント

hirobotさん,冒頭の写真は理想的な絵です.これはRAWかどうかではなく,レンズの表現力かなと思いますがどうでしょう.クリーミーという表現が正しいかどうかはそれぞれの主観だと思いますが,少なくともボクはとても好きな絵です.これを捕らえられるhirobotさんはホントに凄いと思います.スキルはもとより,ファインダレベルでのトリミングのセンスや,色の選択も含めてすごいなぁと思います.師匠,もっと勉強させてくださいね^^

Bro. ozoz:

おはようございます!

> レンズの表現力かなと

それはあると思います。
少し前の(フィルム全盛期の)レンズや、現在でも一部の大メーカーにある“コントラストを上げて良く写っているように見せかける”レンズと違って、昔のレンズってコントラスト自体は低めなので、デジタルには合うような気がします。
特にこの M28/2 はグラデーションがキレイですよね。

> 勉強させて

よく言いますよ(笑)
クールな写真、いつも撮ってるくせに~ :-)

一枚目で思ったのは、光の当てが綺麗にとるために考慮しなけりゃいけないんだなぁと言うことですね。私の場合はただ被写体があったら、何も考えずに撮っている。どちらかというサクセクしている気がします。hirobotさんの写真はなんか落ち着いている・・・悔しい!
二枚目は難しいなぁ。

matu さん:
コメントありがとうございます。

> はなんか落ち着いている・・・悔しい

ozoz さん同様、ご謙遜が過ぎますよ(笑)
matu さんのブログの「再び小旅行その二」 の 2 枚目とか、「再び小旅行その三」 の1、2 枚目とか、とてもキレイだな、と思います。

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