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2007年03月23日

K レンズと M レンズについて


Pentax K100D, Sigma DC 18-50mm f/2.8

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少し暖かくなりましたね。

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「土曜日、公園にて」と同じ写真ですが、久しぶりに Sigma のズームレンズです。
1絞り絞っていますが (F4.0)、ズームとは思えないボケの美しさです。

  ・・・

先日、コメントでもご質問いただいた件に関連してですが、少し説明を。

PENTAX の K マウントレンズの MF レンズには大きく分けて 3 種類あります。

1)K タイプ (P タイプ、とも呼ばれるようです。初期型ゆえ、特別な名前はついていないようです)。
2)M タイプ
3)A タイプ

たとえば、僕の 28/2.8 や 135/3.5 は M タイプ、24/2.8 は K タイプです。
135/3.5 には、K と M の両方のタイプがあり、サイズや組み込みフードの有無など仕様が異なりますので、購入するときには気をつけてくださいね。
(間違って K24/2.8 を M24/2.8 と書いていましたが、先日ご指摘いただき、訂正いたしました。ご指摘ありがとうございます。)

K タイプは、販売されていた期間が短かったため、市場に出回っている数も少ないようです。
M42 のタクマーレンズを K マウント化したものが多く、多少サイズも大きめのものが多いようです。
僕は 24/2.8 しか使っていないので実際のところどうなのかは不明ですが、「その分画質がよい」という評価を得ているレンズも多いようです。

M タイプは、小型軽量が売りの M シリーズにあわせて設計されたもののため、小型軽量のレンズが多く、開放の明るさはさほどではないのですが、なによりコンパクトなのと、設計に無理がないからか写りがよいレンズが多いような気がします。金属鏡胴なので、使い込むほど味が出るのがいいですね。

A タイプは、カメラ側から絞りを制御できるようになったため、絞りリングに A ポジションができています。自動調光ができるので、内蔵ストロボを多用する人にはいいかもしれません。このタイプから、外装が樹脂になったのが残念です。

僕はやっぱり M シリーズが、小型軽量の K100D や *istD シリーズには合うと思います。

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コメント

ありがとうございます。ようやくK,M,Aの区別がつきました。M50mmは、DAと違って、撮る楽しさがあるように感じますね。DAはコンピュータに画像を取り込んだときのワクワク感が強いのですが、Mのときは、その瞬間が楽しいです。Mの魅力にとりつかれそうです。

matu さん:

こんばんは!コメントありがとうございます。

“撮る楽しさ”って大事ですよね。
ファインダーやレンズが明るかったり、シャッター音が良かったり、撮るときに楽しいと、いい写真が撮れそうな気がしますよね。
そういうところ、僕にとってはとても大事です。

鳴りの良いギターだとよいフレーズが弾けそうな気がするのと良く似てるなぁ、と思います。

初めまして。最近というか2日前にhirobotさんのこのブログを見つけ、何度も同じ記事・写真をすでに見させていただきました。
というのも、まだ一眼レフは持っていないのですが、初心者なのに機能満載のK10Dにするか、初心者にも優しく、且つそれなりに色々できるK100Dにするか悩んでいたときにhirobotさんのK100Dの写真を見つけ、「これだ!!」と。正直、何もかも惚れました。持ってるレンズ、プチ改造、ストラップなどのセンス。お蔭様でK100Dに何の迷いを持たなくなりました。ということで早速注文してしまいました^^;ついでに、FA43mmF1.9Ltdも。まだいつ来るか分かりませんが。
お店や友人の一眼レフをいじったことしかなく、今分かるのは明るいレンズはコンデジとの差が分かりやすいというだけ。まだどのレンズが良いか、ましてや使い方すら分かってないのにLimitedに手を出していいのかなとも思いつつ、どうせ買うなら遠回りせずに、と思い購入に踏み切りました。hirobotさんのお陰で買う前からマニュアルもやってみたいと思ってます。
これからも参考にさせていただきます!がんばってください。というか、おれががんばれ。
素敵な写真、情報ありがとうございました。まずはお礼まで・・・。

h12i さん:

はじめまして!
僕も PENTAX カメラのことに関してはど素人みたいなものなので、ちょっと恐縮してしまいます
(^_^;)ヾ

でも、同じ趣味の仲間が増えるのは嬉しいです。ストラップやプチ改造も気に入っていただけたみたいですし!!(実はそういうところが一番大事だったりします(笑))

もちろん、K10D も良いカメラだと思いますが、僕はやっぱり小さくて街中でも目立ちすぎず、どこへでも持っていけるカメラが欲しかったんです。

レンジファインダーカメラ(Epson R1D など)も考えましたが、最短撮影距離が長い(基本的に 70cm 以上)ことがネックになりました。
喫茶店でテーブルの上のものをとるのに椅子から立ち上がらなくてはならないのは、僕にとっては致命的ですから(笑)

ボケを活かした撮影をしようとするとどうしても APS-C サイズくらいの受光素子は欲しいし・・・と考えると、K100D しかなかったんです。

今ではどこに行くにも K100D をもって行っています。

それまでメインだった Nikon D2H もすっかりセカンドカメラになってしまっています。良いカメラなんですが、やはり街中では目立ちすぎるので・・・

最近は完全に単焦点にはまっています。そして次はどれが良いかなぁと考えています。hirobotさんのレンズページは完全読破!できればCarl Zeissで撮られた写真が見たいなぁ!とリクエストさせてください。

matu さん:
いつもコメントありがとうございます。

matu さん、M レンズがんがん使いこなしておられますものねぇ~。
matu さんのブログの“smc PENTAX-M 50mm 1:1.7の実力や如何に その2”の写真とかとてもいい感じですよね(僕はススキの写真が特に好きです)。

Zeiss での写真ですね!
了解です。

次は、M28/2.0 と M28/2.8 の直接対決企画なので、その次に Zeiss のサンプルあげさせていただきますね!

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