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2009年03月21日

Fisheye を超広角レンズとして使ってみたら


Pentax K20D, smc Pentax FA77mmF1.8 Limited

さて、先日、「ペンタのフィッシュアイ10-17の値段がこなれてきてる感じなのですが」というコメントをいただいたので、今日はフィッシュアイを超広角レンズとして使ってみたらどうなるかやってみました。

残念ながら僕はフィッシュアイレンズを持っていないので、ペンタックスのレンズカタログからスキャンしてみました。
原版の写真が小さいので解像度が低いですが、ご容赦ください。


【ペンタックス レンズ カタログの画角比較サンプルをスキャンさせてもらいました】

上記の写真は、16mm のフィッシュアイ (画角 180度) と、15mm の超広角レンズ (画角 111度) の写真です。ただし、どちらも 135 フィルム写真での撮影サンプルです。APS-C 相当では 10mm 付近となっていますので、今回の実験にはちょうどよいかと思います。

今回使うのは、Adobe Photoshop の「レンズ補正」フィルタです。
このフィルタは、スキャナの添付ソフトウェアとしても最近は一般的になってきた廉価版の Adobe Photoshop Elements (5 で確認しました) でも使用できます
(下図は Photoshop CS2 のレンズ補正フィルタの画面です。)

これを使うと、魚眼レンズでも結構補正できます。
(もちろん、変形による解像度低下は避けられませんが・・・)

まず、画角 180度の 16mm フィッシュアイの写真を補正したらこんな感じです。
(本当はもっと補正できるのですが、元ネタがカタログ上の小さな写真なので、解像度の関係からこれが限界。)


【ペンタックス レンズ カタログの画角比較サンプルをスキャンさせてもらいました】

で、15mm (APS-C のデジタルでは 10mm 相当) 超広角レンズの画像と比較すると・・・


【ペンタックス レンズ カタログの画角比較サンプルをスキャンさせてもらいました】

焦点距離はフィッシュアイの方が長いですが、画角はずっと広い (全周撮影可のレンズなので) ですね。
補正の結果、どうしても上下左右をトリミングする必要が出てきます。

意外と使えると思いませんか?


しかし・・・やっぱりカタログの小さい写真をスキャンするとキツイっスね・・・

  ・・・

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コメント

こんにちは。久しぶりです。

へぇ。結構補正できるんですね。
フィッシュアイは小さいレンズが多いし、考えてみようかな。

ところで hirobot さんはフィッシュアイは買わないの?

*** きっちくん ***
おー!まいど!
意外とできるでしょ?

Nikon の専用ソフトだと Nikkor の Fisheye 専用だからなんにも考えないでも補正ができるけど、専用だからね。

Fisheye 買おうかな、と思うこともあるけど、なかなか踏み切れなくてね。

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