モノクローム自家現像 【実践編 #3:停止浴と定着処理】
Pentax KM, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited, Fujifilm 1600-PR
大変大変お待たせしました!
さて、いよいよ最後の工程に近づいてきましたね!
次は、現像を停止して、定着させる処理です。
普通に、写真の本などで停止浴のところを見ると、酢酸水溶液で停止する、って書いてあることが多いけど、酢酸水溶液はとにかくクサイ。
薄めてあるけど、お酢の匂いが部屋に充満します。
いくら換気しても、何度もやっているとなんとなく色んなものに匂いが移ってる気がする。
そこで、僕は酢酸を使わず、水道水で停止させています。
少々、定着液の寿命が短くなるけど、使う液が一つ減るのでよりラクチンです。
まず、所定の現像時間が終ったら手早く現像液をメスカップなどの容器に排出します (現像液は繰り返し使うので、またボトルに戻すためです)。
これはのんびりやらないで、手早くやってくださいね。
液を移している間も現像は進みます。
移し終わったら、タンクの上の口から水道水を目一杯入れて、10 秒クルクルとかき混ぜます。で、すぐに水を捨てて、また水道水を入れて 10 秒クルクルとかき混ぜます。
ですぐに捨てて、用意しておいた 450cc の定着液を速攻で注ぎます。
定着液を入れたら、現像のときとまったく一緒の手順で攪拌 (かくはん) します。
時間は、5~10 分ですが、10分位しておくのが安全です。時間は現像と違ってテキトーで OK です。
定着時間は、短いと困りますが、長い分にはそれほど問題ないですから。
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次回は、いよいよ最終工程の “水洗 ~ ネガ乾燥” です。
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