human dignity
【注: この日記は、元のブログで 2006/09/10 に書いたものです。】
Pentax K100D, SMC Pentax DA21mmF3.2 AL Limited
『ホストタウン』というドキュメンタリーを見た。
アイルランドのニューブリッジという町に住む家族の話だ。
この家族にはダウン症の女の子と、脳性まひの女の子がいる。
ドキュメンタリーでは、父親の抑えたトーンのナレーションで、その家族の暮らしを淡々と描いて行く。
「個人の尊厳」(原語 “human dignity”)とは何か、ということを強く考えさせられる。
まず、自分のことを大事に思わないで自分以外の人のことを大事に思えるか、自分をリスペクトできずに自分以外の人をリスペクトできるか。
そういうこと。
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僕の友人で車椅子のジムカーナ※1選手がいるんだけど、以前まだ僕たちがフレッシュマンシリーズを追いかけていた頃、彼にこう言ったことがある。
「それだけのハンデを負って、健常者と一緒にやっているのは凄いよ」
そうしたら、彼はこう言った。
「誰だって何かしらハンデを持ってるんだよ。資金だったり、時間だったり。ただ、僕のハンデは目に見えて分かりやすいだけさ」
ホントに凄いヤツだと思った。
不平や不満を言ってる、自分が恥ずかしくなった。
『ホストタウン』を見て、彼のこの言葉を思い出した。
※1 スキーのスラローム競技のように1回に1台ずつ走行して、タイムを競うモータースポーツです。ローカルイベントから、JAF公認全日本選手権まで、年間 数百戦 のイベントが開かれています。
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(この日記は、『LOVE → digi-PENTAX』ブログを起こすにあたって、
PENTAX ユーザーの方の参考にしていただけるよう、元のブログから PENTAX 関連の日記を抜粋し、加筆・修正したものです。
日付が季節感に合わないものもありますが、ご容赦ください。)
投稿者: | 2006年11月26日 23:44