K20D のなんだかななところ: #2
Pentax K20D, Sigma DC 18-50mm f/2.8
こんな景色を見ると、建物が何かつぶやいているような気がするときがある。
変な感じ。
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さて、引き続き、「なんだかなぁ、な点 【色 編】」です。
とはいえ、K20D はもちろんそんな悪いカメラじゃなくて、いい写真も撮れるんです。
事実、ヨーロッパに行ったときは大活躍でした。
いいところばかりじゃなくて、悪いところもあるよ、という感じです。
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今回はちょっと意地悪な比較です。
各社のフラッグシップ モデルも含め、いろんなデジカメ使いましたが、色とダイナミックレンジに関して、Fujifilm S3 Pro/S5 Pro 以上のものはなかったと言い切れます。
ただ、Nikon F マウントベースということもあり、ボディ内蔵手振れ補正がないことがマイナスですね。
かなり難しい条件で S5 Pro と K20D を比較してみました。
室内で背面で軽く蛍光灯が点いていて、日光の逆光と、日光に照らされた順光もあり、のかなりヤな条件です。ホワイトバランスは、カメラに判断させています。(これも僕にとっては大事なファクター。これがダメだといちいちホワイトバランスを取り直さないとダメだから手間が掛かっちゃって仕方がない。)
Pentax K20D, Sigma DC 18-50mm f/2.8
↑は K20D です。
これだけ見ると、さほど悪くないように見えますよね。
では、次は S5 Pro の絵を。
Fujifilm S5 Pro, Sigma DC 18-50mm f/2.8
こうして比較すると、S5 Pro のホワイトバランスの正確さと色の分離の良さが分かります。
S5 Pro に比べると、K20D は色被りがあり、色の分離もいまひとつ。
特にデコイ(?)の茶色や淡いベージュの色にはっきり色の分離の差が出ていますよね。
とはいえ、この難しい条件で、K20D は S5 Pro 並みのダイナミックレンジを確保しているのですが。
これについては、次回。
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